基本的には幼児組（3,4,5歳児）からの参加としています。

０～２歳児までのクラスでは、安定した生活と遊びを中心として日常を繰り返すことをとても大切に考えています。
長期で練習が必要な活動ではなく、日々のこどもの成長を重視するため、課業で行っている、わらべうたや文学、体育の活動を取り入れた行事内容となっています。

子どもたちは、小さければ小さいほど個々の生活リズムは違ってくるため、個々の成長を尊重し、その子に合わせた遊び、食事、排泄、睡眠の日課を考えています。

異年齢集団（3,4,5歳児）で生活する中で、遊びが伝承され想像力が豊かになります。大きい子は小さい子を助け、小さい子は大きい子から刺激を受けるなど、良い体験ができ、社会性も育ってきます。

課業とは“課題のある知的な遊び”のことを言います。課業の内容は「わらべうた（音楽）」「体育」「環境認識」「数」「文学」「美術（描画・手仕事）」の６つで、時間は20～30分とし体育以外は自由参加で、子どもたちが自発的に参加することを大切にしています。課業は新しい何かを教授する場ではなく、子どもたちの体験や経験を積み重ねたり、それを整理していくことを大切にしています。
課業を通して、子どもたちの遊びが豊かに広がり、好奇心をくすずり、探求心へとつながっていくことで達成感や満足感を味わいます。